「嫌われ者」を大事にしよう!
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おはようございます。
今日のビジネス日記です。
何を言っているんだ?
なんで嫌われ者を大事にするの?
自分も同じように嫌われるじゃないか!
会社の派閥、交友関係、ママ友などなど、状況が色々と浮かんできますね。
実は、これも「華僑の教え」のひとつです。
この考え方に華僑が成功してきた秘密が隠されています。
華僑は、世界の三大商人の一つとして昔から商売上手と言われおり、「華僑の教え」といった書籍は少ないものの華僑の間では代々継承されてきました。
近年は中国経済の発展が凄まじく、ビジネスを行う上ではもう無視することができない存在となり、至る所で中国人の姿を見受けます。
私もその中の1人ですね。(笑)
「華僑の教え」や「中国人の経営論」を理解することも、ビジネスを展開していく上で、これからは必要になってくると私は思っています。
世の中の非常識は華僑の常識です。
本日のテーマ「嫌われ者を大事にする」もそのうちのひとつです。
企業のコンサルティングをしていると、「中国人との付合いが苦手だ」、「何を考えているのか意図がつかめない」という相談をよく受けます。
答えは中国の「中」の字に隠されています。
「中」という字は、口の真ん中に上から線を引いて書きます。
つまり左にも右にも寄らないということです。
全てのことに対して、華僑は偏った見解をすぐに出しません。
よく、「日本人は曖昧な表現をする」と言われていますが、実は華僑や中国人(以下、中華人という)はそれ以上に曖昧です。
それは、言葉の曖昧さではなく本質的な部分での曖昧さです。
中華人は「話がコロコロ変わる」とか「本質が何かわからない」などと耳にします。
それはなぜかというと、中華人は「両面性」を視るという考えを持っているからです。
「陰と陽」、「正と反」、「上と下」こういった概念は全て『相対的』です。
例えば、
“高い○○”というのは比較対象によって 「安い」に変わります。
“〇〇が好き“という感情も比較対象によって「嫌い」に変わります。
なので、
「嫌われ者」に対しても「相対的」な観点で見ているので、結論を出す前にまず掘り下げてみます。
「嫌われ者」には「嫌われる理由」があります。
それは、人とは違うことするからです。
思想や、態度、言動、選択などなど...
しかしながら、華僑は上記のような人を大事にしています。
なぜかというと、
「嫌われている人」とみているのではなく「違うことをやる人」だとみているからです。
しかも、
正解は基本的には少数派が持っているからです。
人気投票は多数決で決めることができますが、ビジネスや経営においては、多数決は命取りになる場合があります。
前回はライバルの話をしましたね。
“人と違うことをやるからこそ、成果を出しやすい“とお話ししました。
でも、
自分で試すには代償があります。
だから、
すでに試している少数派の状況や成果、反省などをいち早く収集すればいいのです。
それらの情報は「嫌われ者」が持っています。
また、「嫌われ者」を大事にすると深いネットワークができたりもします。
なぜかというと、多くの人は人気者に近づこうとするので、あなたが声をかけたところで、おそらく覚えてはもらえません。
「嫌われ者」は人に敬遠されているので、彼の“違い”を受け入れているあなたの印象が大変残りやすくなります。
もちろん、付き合ってみると本当にダメなやつだなと思う時もありますが、大半は「癖が強い」人です。
そこに成功のヒントがたくさん秘められていますし、さらに深い付き合いができる可能性が高いです。
中華人にとって一番のリスクは「嫌われ者」に近づくことではなく、人と同じことをして”普通”であることです。
以上、本日も元気に行ってらっしゃい☺️
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