できる部下としての3つのレベル
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優秀な部下の定義は何でしょうか?
指示したことをすぐ実行してくれる人?
自分で考えて行動する人?
本日は、
具体例を挙げてお話していきたいと思います。
その前に、
この記事の読み方をまずお伝えします。
“部下としての3つのレベル”と記しましたが、もう一方ではリーダーとしてのレベルでもあります。
社長でない限り、部下でありリーダーですよね。
この記事の内容を部下に求めているものではなく、部下として自分の改善点を探すと言う意味を込めて読んで欲しいです。
では、始めます。
順調に業績が伸びており、店舗を増やそうかなと社長が考えています。
「新店舗を出すからいい物件がないか探してくれ!」と依頼を受けました。
さて、あなたは何をどうしますか?(少し考えてから下記の答えを読んでください。)
【レベル1】
社長の手足になる。指示どおりに動く。
ここで優秀かどうかは、スピードとリサーチの量によって変わってきます。
調べた内容を素早く社長に提出。
「おお〜早いね!」と褒められる。
ここで、提出しているのは判断材料です。
これがレベル1。
【レベル2】
社長の脳になる。無責任に提案する。
レベル1の作業を踏まえた上で、判断材料を提出する前に整理します。
無意味な情報をフィルターにかけ、その上でおすすめの物件A 、物件B、物件Cを選びます。
それぞれの理由をわかりやすく説明します。
社長が選び易くなるための工夫をします。
ここで提出しているのは判断材料ではなく“提案”です。
提案なので、ABC3つの物件情報だけではなく「ここでオープンするなら、開店キャンペーンとして〇〇をやるのもいいのではないか?」と、思いついたものと合わせて提案します。
【レベル3】
社長の右腕になる。責任を取りに行く。
ちなみに、
リサーチした判断材料を提出後、社長がどの店舗に決めるか、どんな開店キャンペーンにするか、どのくらいの予算をかけるか、どのくらいの売り上げを狙っているか、知りたいですか?
もし、あなたが新店舗の責任者に任命されたらどうしますか?
一旦、想像してみてください。
“物件Aにしますね。その周辺は熟知しているし、行きつけの店のオーナーさんに声をかけたら協力してくれるでしょう。
その周辺に住んでいる既存のお客様にも声をかけよう。そうしたら、開店日には最低でも数十人は確保できそうだね。
また、今まではチラシを使ってきたけれど、新しい店舗が狙っている客層から考えてチラシというより、Instagramの方がいいかも。Insta映えするブースを作って、モデルを雇って、撮影会みたいなものをやろうかな。絶対に盛り上がるだろう。
せっかくだから開店記念の限定グッズを作ろう。
販売目標は〇〇個、必要なスタッフは3人、バイトのモデルは2人、そうすると見込み予算は〇〇くらい、売上は〇〇くらいを狙えるね。”
このような考えをまとめて、物件情報と一緒に提出したらどうでしょうか。
私なら、あなたを新店舗の責任者に任命しますね。
ここで提出しているのは“提案”ではなく、“企画書”です。
さらに言うと、企画稟議書です。
社長に判断してもらうと言うより、「こう言う風にやりたいです。やらせてください。」と言う決裁を取るためのものです。
まとめます。
部下としての3つのレベル
レベル1 社長の手足になる。判断材料を提出。
レベル2 社長の脳になる。提案をする。
レベル3 社長の右腕になる。企画稟議書を提出する。
レベル3はレベル1とレベル2とは次元が違います。
もちろん、いきなりレベル1、2からレベル3にはいけません。
日々学び、マインドを磨き、スキル・行動力を向上させることによりできるようになります。
あなたの上司が社長なら、
レベル1 は、一般社員
レベル2は、マネージャー
レベル3は、役員
です。
大事なのは、自分がどのレベルにいるか、次のレベルに行くためには何をすればいいのかを知ることです。
最後に厳しいことを言います。
会社は日々成長していきます。
乗っている船のスピードに合わせないと置いていかれますよ。
立ち止まっている暇はありません、日々鍛錬です。
以上、華僑Jビジネス日記でした。
11月最終日元気に行ってらっしゃい😊
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